2026年 夏のデンマーク(+スウェーデン)の旅 インクルーシブ教育を探究する エグモント・ホイスコーレン武者修行


2023年よりスタートした「エグモント・ホイスコーレン武者修行」。この旅行には「教育視察ツアー」というような名前はついていません。「武者修行」です。


デンマークの人たちはとてもワイルド。人生の旅そのものを楽しんでいます。せっかくだったら、ヒュッゲ(Hygge)と言われるような、彼らの楽しい空気を存分に感じられるような旅にはできないだろうか。そんなことを企画者(藤原さとこたえのない学校)が考えていたときに、心に浮かんだのが2018年に参加した「モンゴル武者修行」という遊牧体験ワークショップ。この企画は、主宰者の伊藤洋志さんが「衣食住そして交通手段すら自分達でまかなう分散型スタンドアローン的生活」を体験してほしいということでスタートしました。

 

「武者修行」では、着いてからやりたいことをその場でまとめていきます馬に乗って半日かけて誰もいない草原まで行ってキャンプしたり、モンゴル料理を一緒に作ったり。ゲルを自分達で建てたときは、夜に雨が降って中もびしょびしょというハプニングがありました。しかし、こうしたアクシデントやハプニングも笑って楽しんでしまえる旅は、数年経ってみるとかけがえのない思い出でいっぱいになります。そして、なにがなくともエグモント・ホイスコーレンという学校の文化そのものが「武者修行」そのものなのです。

 

エグモントの何が武者修行かはこの学校の映画『リース遠征隊』のトレーラーをみていただけると少し感じが掴めるかもしれません。2015年8月、急速に進行する脊髄小脳変性症の1つマチャド・ジョセフ病を持つヤコブ・リース(当時22歳)とその仲間7人が北ヨーロッパ最高峰、ノルウェーのガルフピッゲン山を登頂しました。ヤコブは車椅子に乗り、それを仲間達が押し進み、時には険しい道のりが何度もある中、車椅子を持ち上げたり、ヤコブを背負い抱えながら登頂に挑みました。

 

 

エグモントホイスコーレンとは?

ここでやっと行き先の目玉、エグモント・ホイスコーレンについてご説明します。同校は、デンマーク・ユトランド半島にあるフォルケホイスコーレ(北欧独自の17.5歳以上を対象とした全寮制の学校)の1つです。約220名の学生のうち約4割は身体・知的・精神に様々な障がいをもっています。彼らは国のアシスタントヘルパー制度を用い、クラスメイトである障がいのない学生を雇うことで、食事や排泄、買い物や旅行といった日々の暮らしを営んでいます。

 

エグモント・ホイスコーレンでは、「よき人生」を実現することが求められており、ここでいう「よき人生」とは、自分の人生を自ら決定し、社会的に価値ある活動を通して、1人の人間として全うすることです。

 

エグモントホイスコーレンWebsite(デンマーク語:メインページの動画は参考になります)

エグモントホイスコーレンFBページ(日本語)

 

デンマークにおける人間にとっての自立(自律)とは、障がいの有無に関わらず、人生目標である「よき人生」を実現することが重要な事柄として考えられています。ここでいう自立(自律)とは、自分自身の人生を自ら決定し、社会の中で、すべての人がお互いに依存し、頼られながら育まれて行くものとして捉えられています。ひとりひとりが異なったユニークである存在であり、それ故に、お互いに尊重することをよしとしています。ここでは、自分と他者との対等な関係と連帯のもとで社会を形成し、オープンな対話を基盤とした、実践としての民主主義を実現することに努力がなされています。

 

どんなプログラム?

まずはスウェーデンのストックホルムに集合!スウェーデンの保育士、巽 朝菜さんと「森であそぼうin Stockholm」を運営されている阿久根佐和子さんに屋外教育を実施いただきます。予定しているのは、常駐のスタッフがいて、若者と一緒に遊具や看板をつくっている公共の遊び場、ローリス・プレイパークレーク。また、スウェーデンでは、4年に一度の選挙の年であり、若者を支援するカルチャーハウスにも訪れて、若者の民主主義について学びます。また、スウェーデンの教員暦20年のサリネンれい子さんにインクルーシブ教育等について教えていただきます。(標準旅程については、藤原さとが全て同行します)

 

(ローリス・パークレークー「子どもの権利条約」の文言があちこちに掲示)

 

スウェーデンで二日過ごしたら、コペンハーゲンに移動し、皆で一緒にエグモントのあるHouという海辺のとても美しい町に一緒に行きます。昨年はバスとフェリーを使いましたが、コペンハーゲンから4時間。オーフスという中核都市から、ローカルバスを2本乗り継いでいきます。

宿泊するのは、キャンパス内の美しいVilla1分も歩けば海です。通常は保護者など関係者が来た時などに使うのですが、この度ご厚意で4棟空けてもらいました。ソファーベッドのある大きなリビングルームとツインの2ベッドルーム、バスルームが2つあります。デンマークらしいおしゃれで素敵な建物です。

 

 

こちらのVillaに3泊しながら、エグモントホイスコーレンの授業を一緒に受けていただきます。過去、体育(障がい者ホッケー、ボッチャなど)ヨット、性教育、エディブルヤードの脇にあるキッチンでのガーデンの授業、水泳(立派なウォータースライダーがあります!)、などさまざまな授業に入らせていただきました。Houの町のインクルーシブな学び場にショートトリップとして見学に行けるかもしれません。また、コペンハーゲンに行ってからソーシャルダイニングでの食事会や世界一美しいと言われるルイジアナ美術館を訪れたり、計画していきます。

 

こちらのVillaに3泊しながらエグモントホイスコーレンの業を一緒に受けていただきます。過去、体育(障がい者ホッケー、ボッチャなど)ヨット、性教育、エディブルヤードの脇にあるキッチンでのガーデンの授業、水泳(立派なウォータースライダーがあります!)、などさまざまな授業に入らせていただきました。Houの町のインクルーシブな学び場にショートトリップとして見学に行けるかもしれません。また、コペンハーゲンに行ってからソーシャルダイニングでの食事会や世界一美しいと言われるルイジアナ美術館を訪れたり、計画していきます。

 

 

(体育の授業に参加します)

 

(キャンパスのすぐ先にはビーチがあり、海で授業が行われています)

 

 

標準旅程(8月11日〜8月22日  10泊12日)

現地集合・現地解散です。個人旅行をする中で、みんなが集まって一緒に過ごす形態です。以下はスタッフが同行する標準的な旅行スケジュールです。(途中参加もOKです。ただし、8月15日-19日の間は全員参加をお願いします。また、旅が短くてもベース研修費(下記A料金)は変わりませんのでお気をつけください)

 

8月11日(火)夕方以降 羽田集合 (※エミレーツ利用の場合)
8月12日(水)午後ストックホルム着(ストックホルム泊)
8月13日(水)ストックホルム観光 (ストックホルム泊)
8月14日(金)森のワークショップ(ストックホルム泊)
8月15日(土)午後ストックホルム発 夕方コペンハーゲン着(コペンハーゲン泊)
8月16日(日)朝エグモントへ (エグモント泊)
8月17日(月)エグモント (エグモント泊)
8月18日(火)エグモント (エグモント泊)
8月19日(水)午後コペンハーゲンに移動 (コペンハーゲン泊)
8月20日(木)コペンハーゲン観光・学校視察(視察調整中)(コペンハーゲン泊)
8月21日(金)自由時間・夜コペンハーゲン発 (機中)
8月22日(土)日本着(標準旅程※)

 

 

費用について

Aベース研修費158,000円(税込)
全体コーディネート・スウェーデン研修・日本側サポート及び同伴費
※本年度よりスウェーデン関連の研修費用は現地直接払いではなく、こちらに含めさせていただきます。
こたえのない学校への支払い
B1航空券170,000円-200,000円(概算)
※2026年2月時点の参考料金です(実際の手配時の金額とは変わります)
個人手配
エミレーツもしくはフィンエアー等(エミレーツはドバイ経由、フィンエアーはヘルシンキ経由)
B2燃油サーチャージ・諸税105,000円(概算)
※2026年2月時点の参考料金です(実際の手配時の金額とは変わります)
個人手配
B1と同じ
Cストックホルム宿泊料(8/12・13・14の3泊分)20,000円(ツイン利用前提)旅行会社に手配依頼
Dストックホルムからコペンハーゲンへの国際線航空券航空券 27,000円(概算)
燃油サーチャージ・諸税 5,000円(概算)

※2026年2月時点の参考料金です(実際の手配時の金額とは変わります)
個人手配
スカンジナビア航空 等
Eコペンハーゲンからエグモントまでのバス8,000円(概算)
コペンハーゲンーオーフス往復(為替によって変更します)
個人手配
現地で各自事前に予約します。
Fコペンハーゲン宿泊料(8/15・19・20の3泊分)70,000円-80,000円(概算)
※旅行会社手配だと高額のため、今回は個人手配とします。同室でシェアして金額を減らしたい方は、お申し込み時にご相談ください。
個人手配
Gエグモント・ホイスコーレン滞在費3000クローネ
75,000円程度(1クローネ25円換算)

エグモント・ホイスコーレン滞在費3泊分宿泊+朝昼晩食費含む
現地でエグモント・ホイスコーレンに直接現金(クローネ)で支払う、もしくはWiseなどでの送金で直接お支払いください。
エグモント・ホイスコーレンへの支払い
修行に関わる費用合計目安: 568,000円 +燃油サーチャージ・その他 
上記(568,000)に含まれないもの
(為替変動・市場の変動により変わります。ご了承ください)
*海外旅行保険
*コペンハーゲン・ストックホルムでの食事代
*自由行動における費用
*燃油サーチャージ、国内空港施設利用料、海外空港諸税
*日本国内の空港までの移動費用(往復)
*コペンハーゲン市内・ストックホルム市内での移動費用
*パスポート取得/更新にかかる費用 など。
 

 

渡航までのスケジュール(キャンセル規定含)

個人旅行+研修=修行の形態のため、以下のスケジュールを必ずご確認ください。

 

2月14日(土)

申し込み開始  定員14名(最低催行13名)
※応募内容によって選考させていただく可能性がありますが、基本的には先に申し込まれた方が優先となります。

3月7日(土)

第一次募集締め切り(22:00) 

3月9日(月)

第一次募集選考結果のご連絡→3月15日(日)までにA料金のみ振込 順次各自で航空券手配スタート

※決定者の方は、3月15日までにA料金をお振込いただきます。お振込をもって正式申し込みとなります。(A料金は返金ができませんのでご注意ください)キャンセル待ちの方には、空き次第順次ご連絡をいたします。

4月11日(土)

20:00-21:30@ Zoom 旅行決定者初回顔合わせ(アーカイブ付)

8月1日(土)

20:00-21:30@ Zoom スウェーデンの特別支援学校教師、サリネン れい子さんによる現地のインクルーシブ教育研修および旅行決定者最終ブリーフィング(アーカイブはありますが、基本的にはご参加お願いします)

8月11日(火) 標準旅程(エミレーツ)の方は羽田空港に集合

 

<キャンセル規定>
A料金についてはチケット手配に進まれることを前提としますので、返金は致しません。
・B・D・E料金については、各申し込み先のルールに合わせた入金スケジュール・キャンセル規定が適用されます。

 

この旅行にぴったりな方

・旅のアクシデント歓迎

・北欧の自由とユーモア、クレイジーネスに出会いたい

・共生や尊厳などについて存分に感じ、考えたい

・自分は少しヘンだと思う

 

向かない方

・上げ膳据え膳のきめ細やかなツアー旅行が好き

・自分で航空券チケット手配などをするのは面倒臭いし怖い

・潔癖である

 

個人旅行とは違うメリット

・エグモントホイスコーレンとの連携により校内宿泊施設に泊まれる

・ストックホルム・コペンハーゲンでの宿泊について旅行代理店に手配委託

・航空券手配は推奨便のアドバイスと手配についての説明会あり

・成田・羽田往復便同行、エグモント・学校視察サポート(藤原さと)あり

・インクルーシブ教育に関する学び合いコミュニティへの参加

 

修行ナビゲーター

■Rieko Fukazawa Kornum(リエコ・フカザワ・コーノム) さん
エグモント・ホイスコーレン講師・ 日本人留学生受入責任者

札幌市出身。2011年よりエグモントにて勤務。日本人留学生への福祉・教育指導のほか、現地生徒への授業も担当。性指導員として障がい者や介助者への助言を行うほか、日本とデンマークを繋ぐ視察・講演業務にも深く携わっている。デンマークの性指導員資格を保有する。

 

■Michael kirch Jensen(ミケール キアク イェンセン)
高校教師を経験後、エグモントの教員として今年で19年目。映画、写真等のメディアを教える他、料理の授業も受け持つ。余暇の時間は陶芸に時間を注ぐ。「リース遠征隊」ヤコブのコンタクトティーチャー (教育新聞に掲載されたミケールのインタビューはこちら

 

■巽 朝菜(たつみ・あさな)さん
スウェーデンと日本の保育士。ストックホルムでサステナビリティ教育と子どもの権利を柱とするプレスクールに勤務、野外教育に関わって10年。森での遊びを中心に探究活動を実践、発達障害や障害を抱えた子どもたちの支援に携わる。(教育新聞で巽さんが書かれた記事はこちら

 

■阿久根佐和子 (あくね・さわこ)さん
インド留学中に乗った飛行機で、隣に座ったフィンランド人保育士(夫)と知り合い、1989年よりストックホルムに在住。余暇活動指導員の資格取得後、野外活動主体の学童で働き、現在、日本人家族対象の遊びを通じて身近な自然を知る「森であそぼうin Stockholm」を運営。

 

■サリネンれい子さん
ストックホルム大学・岐阜大学卒。日瑞両国の教員免許を有し、ストックホルム市内の公立就学前学校、公立基礎特別支援学校を経て、現在はスウェーデン公立基礎特別支援学校にて特別教育士・ヘッドティーチャーを務める。2001年より現地教育に従事。 著書に
『医療・福祉・教育・社会がつながるスウェーデンの多様な学校 』(かもがわ出版)

 

■藤原さと

こたえのない学校代表(エグモント・ホイスコーレン武者修行主宰者)

2014年に一般社団法人こたえのない学校を設立。学校教員、民間教育者、ビジネスマンなど教育改革をめざす多様な大人が探究する学び場づくりをしている。エグモント・ホイスコーレンを訪れる武者修行を2023年より開催。著書に『こどもと民主主義をつくる』『協働する探究のデザイン』『探究する学びをつくる』(ともに平凡社)など

 

こんな武者修行に参加したいという強者のみなさま・・・是非ご一緒しましょう! (藤原さと)

 

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